「タイに移住したい!」って思ってる皆さん、こんにちは!
最近、リモートワークが普及したり、のんびりとした生活を求めて、「もうタイに住んじゃおうかな」って考えてる人、めちゃくちゃ多いですよね。でも実際、タイでの生活費ってどれくらいかかるの? って疑問に思ってる人も多いはず。
今回は、タイ移住を考えてる人向けに、リアルな生活費と準備しておくべきことをガッツリ解説していきます!
タイでの生活費の実態|物価は本当に安いのか?
「タイは物価が安い国」というイメージは根強いですが、実際は暮らし方と場所次第です😊
ローカル市場や大衆食堂を活用すれば、日本の半分以下で暮らすことも可能。でも、バンコク中心部で日本と同じ生活水準を求めると、意外と日本並みか、それ以上になる場合もあります。
ピーマン夫&トマト妻の会話
ピーマン夫:「チェンマイなら家賃1万5千円でプール付きコンド借りられるらしいぞ」
トマト妻:「でもエアコンを24時間つけたら電気代上がるし、毎日カフェ通いしたら結構かかるでしょ☕」
ピーマン夫:「じゃあ週の半分は屋台飯にして節約しようか」
トマト妻:「そうね、屋台飯は安いし、タイっぽさも楽しめるからいいわね」
タイでの生活費に影響する5つの要因
タイでの生活費は、物価が日本より安いとはいえ、選ぶ暮らし方次第で大きく変動します。具体的には、次の5つが主なポイントです😊
- 住むエリアと家賃水準
バンコクの中心部や外国人に人気の高級コンドミニアムは、日本の都市部並みの家賃がかかります。一方、郊外や地方都市に住めば半額以下になることも。場所選びは生活費の根幹を握ります。 - 食事スタイル
ローカル食堂や屋台を中心にすれば1食100〜200円ほどですが、洋食レストランや日本食に通うと一気に出費が増えます。自炊派か外食派かで、食費は倍以上違ってきます。 - 移動手段
BTSやMRTなど公共交通を使うのか、タクシーやGrabを頻繁に利用するのかで差が出ます。バイクを持つ人はガソリン代や保険料も加わります。 - 医療保険の内容
外国人向けの医療保険はプランによって価格が大きく変わります。高額補償の国際保険に入るか、最低限のローカル保険にするかで、月1〜2万円以上の差が出ることも。 - 娯楽や趣味の頻度
ゴルフ、マッサージ、旅行など娯楽をどれくらい楽しむかも大きな要因です。控えめにすれば生活費は抑えられますが、楽しみを削りすぎると長期滞在がつらくなるのでバランスが大事です。
【地域別】タイでの生活費比較|バンコク・チェンマイ・地方都市
前提は贅沢三昧はなしの以下です!
- 外食はローカル食堂中心(ときどき中級レストラン)
- 住居はコンドミニアムの中間グレード(プール・ジム付きだが高級すぎない)
- 交通費はBTSやソンテウ・Grabを必要な時だけ
- 娯楽・雑費も控えめ(週末のお出かけや小旅行は少なめ)
毎日外食で西洋料理・ワインを楽しんだり、高級コンドや頻繁な国内外旅行をすると、バンコク中心部なら月20万〜25万円超に簡単に上がります。
夫婦2人の月額生活費目安(贅沢しない場合)
項目 | バンコク中心部 | チェンマイ | 地方都市 |
---|---|---|---|
家賃 | 40,000〜60,000円 | 20,000〜40,000円 | 15,000〜30,000円 |
9,091〜13,636バーツ | 4,545〜9,091バーツ | 3,409〜6,818バーツ | |
光熱費 | 7,000〜12,000円 | 5,000〜8,000円 | 4,000〜6,000円 |
1,591〜2,727バーツ | 1,136〜1,818バーツ | 909〜1,364バーツ | |
食費 | 30,000〜60,000円 | 25,000〜50,000円 | 20,000〜40,000円 |
6,818〜13,636バーツ | 5,682〜11,364バーツ | 4,545〜9,091バーツ | |
交通費 | 5,000〜10,000円 | 3,000〜8,000円 | 2,000〜6,000円 |
1,136〜2,273バーツ | 682〜1,818バーツ | 455〜1,364バーツ | |
医療保険 | 15,000〜25,000円 | 15,000〜20,000円 | 10,000〜20,000円 |
3,409〜5,682バーツ | 3,409〜4,545バーツ | 2,273〜4,545バーツ | |
娯楽・雑費 | 20,000円〜 | 15,000円〜 | 10,000円〜 |
4,545バーツ〜 | 3,409バーツ〜 | 2,273バーツ〜 | |
合計 | 117,000〜187,000円 | 83,000〜147,000円 | 63,000〜103,000円 |
26,591〜42,500バーツ | 18,864〜33,409バーツ | 14,318〜23,409バーツ |
[warn title=”😂小ネタ:為替レートに気を付けよう!”] 移住の場合、日本円からタイバーツに変換する人多いと思います。 だんだん円安になっているのでウオッチしていきましょうね!
年/月 | 為替レート(円/THB) |
---|---|
2022年 | 約 3.75 円 |
2023年 | 約 4.03 円 |
2024年 | 約 4.29 円 |
2025年6月現在 | 約 4.4281 円 |
[/warn] |
地域別の特徴とコスト
バンコク
一番便利だけど、やっぱり一番高い。特にスクンビット、シーロムあたりは日本とそんなに変わらないかも。外国人向けのサービスが充実している分、物価も高めに設定されています。
チェンマイ
バンコクの6〜7割くらいの感覚。のんびりした雰囲気で、デジタルノマドにも人気。家賃は特に安い!ただし日本食レストランの選択肢は限られます。
プーケット・サムイ島
観光地価格なので意外と高い。でも海が近いからリゾート気分は味わえる。シーズンによって宿泊費が大きく変動するのも特徴。
地方都市(コンケーン、ウドンターニーなど)
めちゃくちゃ安い!月5万円以下でも普通に暮らせるレベル。ただし日本人コミュニティは少なめで、日本食材の入手も困難。
タイでの生活費詳細内訳|家賃・食費・光熱費の相場
家賃のリアル(バンコク中心部基準)
安アパート(5,000〜15,000バーツ/月:22,000〜66,000円)
- 場所:ラムカムヘン、オンヌット、ミンブリなど郊外エリア
- 設備:エアコンなし or 古い、お湯出ない場合も、虫との共存
- 特徴:最低限住める、長期滞在には厳しいかも
普通のコンド(15,000〜30,000バーツ/月:66,000〜132,000円)
- 場所:アソーク、プロンポン、エカマイなどBTS沿線
- 設備:プール・ジム付き、24時間セキュリティ、清掃サービスあり
- 特徴:外国人向け、日本人も多く住んでいる
高級コンド(30,000バーツ〜/月:132,000円〜)
- 場所:サイアム、チットロム、プルンチット駅直結
- 設備:コンシェルジュサービス、屋上プール、高速エレベーター
- 特徴:駐在員や富裕層向け、日本人コミュニティあり
地域別家賃比較
- バンコク中心部:上記の通り
- バンコク郊外:中心部の60〜70%程度
- チェンマイ:バンコクの50〜60%程度(15,000バーツ:66,000円で結構いいとこ住める)
- パタヤ:観光地価格でバンコクと同じくらい
- 地方都市:5,000〜15,000バーツ(22,000〜66,000円)で十分快適
食費のリアル(バンコク基準)
屋台・ローカル食堂
- カオパット(チャーハン):40〜80バーツ(176〜352円)
- パッタイ:50〜100バーツ(220〜440円)
- カオマンガイ:40〜80バーツ(176〜352円)
- トムヤムクン:80〜150バーツ(352〜660円)
中級レストラン
- タイ料理レストラン:1食200〜400バーツ(880〜1,760円)
- 洋食レストラン:1食300〜600バーツ(1,320〜2,640円)
- 韓国・中華料理:1食250〜500バーツ(1,100〜2,200円)
日本食レストラン
- 牛丼・ラーメン:200〜400バーツ(880〜1,760円)
- 定食系:400〜800バーツ(1,760〜3,520円)
- 寿司・焼肉:800〜2,000バーツ(3,520〜8,800円)
- 高級日本食:1,500バーツ〜(6,600円〜)
スーパーでの自炊(月の食材費)
- 米(5kg):150〜250バーツ(660〜1,100円)
- 鶏肉(1kg):80〜120バーツ(352〜528円)
- 豚肉(1kg):120〜180バーツ(528〜792円)
- 野菜類:1日100〜200バーツ(440〜880円)
- 調味料・その他:月2,000〜3,000バーツ(8,800〜13,200円)
その他の生活費詳細(バンコク基準)
光熱費
- 電気代:1,500〜4,000バーツ(6,600〜17,600円)(エアコン使用頻度による)
- 水道代:150〜300バーツ(660〜1,320円)
- ガス代:200〜500バーツ(880〜2,200円)
通信費
- 携帯電話:300〜800バーツ(1,320〜3,520円)(データ容量による)
- インターネット:600〜1,500バーツ(2,640〜6,600円)(速度・プロバイダーによる)
交通費
- BTS・MRT:1日50〜150バーツ(220〜660円)
- バス:1回8〜25バーツ(35〜110円)
- バイクタクシー:1回20〜60バーツ(88〜264円)
- Grab:1回100〜300バーツ(440〜1,320円)(距離による)
- バイクレンタル:月3,000〜6,000バーツ(13,200〜26,400円)
日用品・雑費
- シャンプー・石鹸:月500〜1,000バーツ(2,200〜4,400円)
- 洗濯(ランドリー利用):月800〜1,500バーツ(3,520〜6,600円)
- 散髪:100〜800バーツ(440〜3,520円)(場所による)
- マッサージ:1回200〜800バーツ(880〜3,520円)
タイ移住に必要な初期費用と予算計画
タイ移住で一番心配なのが「結局いくら必要なの?」ってことですよね。ネットで「50万円あれば大丈夫!」とか「200万円は必要」とか、情報がバラバラで混乱してる人も多いはず。
実際のところ、準備金は人によって全然違います。バックパッカー的に最低限で行くのか、それとも安心して快適に移住したいのか。現地で仕事があるのか、貯金で生活するのか。
ここでは、「最低これだけあれば何とかなる」レベルから「安心して移住できる」レベルまで、段階別に具体的な金額を紹介します。
初期費用の詳細内訳
航空券代:3〜8万円
- エコノミー片道:3〜5万円(時期・航空会社による)
- ビジネスクラス:8〜15万円
- LCC利用なら:2〜4万円(手荷物制限あり)
- 節約ポイント:平日出発、2〜3ヶ月前予約で安くなる
ビザ取得費用:1〜15万円
- 観光ビザ(60日):無料(空港で30日延長可能、1,900バーツ:8,360円)
- 教育ビザ(1年):約5万円(語学学校費用込み)
- 就労ビザ:会社負担が一般的
- エリートビザ:60〜200万円(5〜20年有効)
- 節約ポイント:最初は観光ビザで様子見、現地でビザラン
住居関連初期費用:15〜50万円
- 敷金(デポジット):家賃の1〜2ヶ月分
- 前払い家賃:1ヶ月分
- 不動産仲介手数料:家賃の0.5〜1ヶ月分
- 電気・水道開通費:2,000〜5,000バーツ(8,800〜22,000円)
- インターネット工事費:1,000〜3,000バーツ(4,400〜13,200円)
- 節約ポイント:Airbnb等で1〜2週間滞在して現地で直接探す
生活用品購入費:3〜15万円
- 家具・家電(コンドに設備なしの場合):50,000〜150,000バーツ(220,000〜660,000円)
- 調理器具・食器:5,000〜15,000バーツ(22,000〜66,000円)
- 寝具・タオル類:3,000〜10,000バーツ(13,200〜44,000円)
- 衣類(現地調達推奨):5,000〜20,000バーツ(22,000〜88,000円)
- 節約ポイント:家具付き物件を選ぶ、チャトチャックマーケットで中古品購入
当面の生活費:20〜60万円
- 最低3ヶ月分は用意推奨
- 仕事が決まるまでの生活費
- 予想外の出費対応
- 節約ポイント:到着前にオンラインで仕事確保、屋台飯中心の生活
段階別準備金額の目安
ミニマム移住パック:50〜80万円
- 航空券:3万円(LCC)
- 住居初期費用:20万円(安アパート)
- 生活用品:5万円(必需品のみ)
- 生活費3ヶ月分:20万円
- 緊急予備費:10万円
スタンダード移住パック:100〜200万円
- 航空券:5万円
- 住居初期費用:40万円(普通のコンド)
- 生活用品:15万円
- 生活費3ヶ月分:40万円
- 緊急予備費:50万円
- ビザ関連費:5万円
安心移住パック:200〜400万円
- 航空券:8万円(余裕のあるスケジュール)
- 住居初期費用:80万円(高級コンド)
- 生活用品:30万円
- 生活費6ヶ月分:120万円
- 緊急予備費:100万円
- ビザ関連費:10万円
緊急時用の資金準備
最低でも日本に100万円は残しておく理由
- 突然の帰国が必要になった場合
- 大きな病気・怪我の医療費
- 家族の緊急事態
- タイでの法的トラブル対応費
- ビザ問題での緊急出国
タイ現地でも緊急資金を準備
- 現金で50,000〜100,000バーツ(220,000〜440,000円)常備
- 複数の銀行口座開設(リスク分散)
- 日本の銀行カードも使えるATM確認
隠れた初期費用にご注意
健康診断・予防接種:2〜5万円
- 就労ビザ取得時に必要
- A型肝炎、B型肝炎ワクチン推奨
- 狂犬病ワクチン(地方在住予定の場合)
日本での手続き費用:1〜3万円
- 住民票転出手続き
- 年金・健康保険の停止手続き
- 各種解約手数料(携帯、インターネット等)
学習費用:5〜20万円
- タイ語学習(語学学校または個人レッスン)
- 英語力向上(TOEIC等)
- 専門スキル習得(就職に有利)
タイでの生活費を抑える節約術とコツ
家具付き物件を長期契約
タイではコンドミニアムやアパートの多くが家具付きで提供されます。冷蔵庫・エアコン・ベッド・ソファ・電子レンジなど一式が揃っていることも多く、初期費用を大幅に抑えられます。さらに、1年契約にすると月額家賃が1〜2割安くなる場合があるので、短期滞在の予定がないなら長期契約がお得です。
屋台・市場での食事活用🍜
タイの屋台や市場は、地元民の味方。1食40〜80バーツ(約180〜350円)でお腹いっぱいになれます。炒飯、クイッティアオ(タイラーメン)、ソムタム(青パパイヤサラダ)などメニューも豊富。清潔さが気になる場合は、行列ができている屋台や市場の常連客が多い店を選ぶのが安心です。
クレカ付帯保険+現地保険で保険料節約
海外旅行保険付きクレジットカードを活用すれば、短期の医療やケガの補償を無料でカバー可能。ただし、補償期間や限度額はカード会社によって異なるので要確認。長期滞在では、クレカ保険で不足する部分を補う形で現地の医療保険に加入すると、年間数万円単位で節約できます。
[info title=”おすすめクレジットカード+保険情報”]
1. エポスカード(年会費無料・日本発)
- 特徴:利用付帯で、公共交通機関やGrab支払いなど、簡単な条件で保険が適用されます
主な補償内容:
- 死亡・後遺傷害:最大3,000万円
- 傷害治療費:200万円(1事故)
- 疾病治療費:270万円(1事故)
- 賠償責任:最大3,000万円(免責なし)
- 救援者費用:100万円
- メリット:補償額が充実で、Grabなど支払い条件も柔軟。サミティベート病院でのキャッシュレス診療にも対応。
2. dカード GOLD / 三井住友カード(NL) / ライフカード 他
複数の自動付帯カード
- 三井住友カード(NL):年会費無料、利用付帯、最高2,000万円、24時間日本語サポート
- ライフカード:初年度無料、家族カードにも補償同様、最高2,000万円
まとめ:自動付帯カードは手軽ですが補償額は控えめな傾向があります。
[/info]
格安SIM(AIS・True・Dtac)活用
タイの主要通信キャリアであるAIS、True、Dtacは、日本に比べてデータ通信料金が安く、月500〜800バーツ(約2,200〜3,500円)で高速データ通信使い放題のプランもあります。観光客用の短期SIMではなく、滞在者向けのポストペイド(契約型)や長期プリペイドを使えばさらに割安。空港やショッピングモール内の直営ショップで簡単に契約できます。
初期費用を抑える裏ワザ
住居費節約テクニック
- 最初の1〜2ヶ月はゲストハウス(月15,000〜25,000バーツ:66,000〜110,000円)
- Facebook「バンコク 部屋探し 日本人」グループ活用
- タイ人とのシェアハウス検討
生活用品節約テクニック
- 「帰国セール」を狙う(日本人の帰国時格安販売)
- チャトチャック・ウィークエンドマーケット活用
- Big C、Tesco Lotusでまとめ買い
交通費節約テクニック
- 最初の1ヶ月はGrabよりBTS/MRT利用
- 自転車購入検討(3,000〜10,000バーツ:13,200〜44,000円)
- 徒歩圏内のコンド選び
タイ移住の隠れたコストと注意点
ビザ関連費用の落とし穴
観光ビザなら30日ごとに出国が必要。ビザラン費用も計算に入れておこう。
ビザラン費用例:
- 近隣国への航空券:往復15,000〜30,000円
- 宿泊費:1〜2泊で5,000〜15,000円
- 食事・交通費:5,000〜10,000円
- 月割り計算:約8,000〜18,000円
季節による生活費の変動
雨季(6月〜10月)の追加コスト:
- 除湿機・乾燥機の電気代:月2,000〜5,000円増
- 洗濯物が乾かないためランドリー利用増:月3,000〜8,000円増
- カビ・湿気対策用品:月1,000〜3,000円
乾季(11月〜2月)の追加コスト:
- エアコンの使用頻度減で電気代節約:月3,000〜8,000円減
- 外出機会増加で交通費・娯楽費増:月5,000〜15,000円増
暑季(3月〜5月)の追加コスト:
- エアコン24時間稼働で電気代最大:月5,000〜15,000円増
- 水分補給代:月2,000〜5,000円増
医療費の実態
保険に入ってないと、ちょっとした治療でも数万円飛ぶ。海外旅行保険は必須!
保険なしの場合の医療費例:
- 一般的な風邪診療:2,000〜5,000バーツ(8,800〜22,000円)
- 食中毒・胃腸炎:5,000〜15,000バーツ(22,000〜66,000円)
- 骨折・外傷治療:20,000〜100,000バーツ(88,000〜440,000円)
- デング熱入院:50,000〜200,000バーツ(220,000〜880,000円)
日本への一時帰国費用
年に1〜2回は帰りたくなるもの。航空券代も予算に入れておこう。
年間一時帰国費用:
- 航空券(往復):80,000〜150,000円
- 日本での滞在費:1週間で50,000〜100,000円
- お土産代:20,000〜50,000円
- 年間合計:150,000〜300,000円(月割り12,500〜25,000円)
タイの税制と生活費への影響
外国人が知っておくべき税制:
- 年間180日以上滞在で税務居住者扱い
- 海外送金にも課税される場合あり
- 就労ビザでの所得税:累進課税で最高35%
- 追加コスト:税務申告代行費用(年間20,000〜50,000バーツ)
為替変動リスクの詳細
円安が進行中の現状では、為替リスクは重要な要素です。
為替変動による生活費への影響:
- 1バーツ=4円→4.5円になった場合
- 月20,000バーツの生活費が80,000円→90,000円に
- 年間の増加額:120,000円
為替リスク対策:
- タイ現地での収入確保
- 複数通貨での資産保有
- 為替予約サービスの活用
タイ移住体験者の生活費リアル口コミ
実際にタイに住んでる人たちに聞いた、お金事情のリアルな声を紹介します!
口コミ①:IT関係・田中さん(バンコク在住2年)
「最初は『月10万円で余裕でしょ!』って思ってたけど、甘かった(笑)。コンドのデポジットで家賃の2ヶ月分取られるし、エアコン代が思ったより高くて最初の月は電気代だけで8,000円。でも慣れてきたら月12万円くらいで結構快適に暮らせてる。日本食恋しくなって週2で日本食レストラン行っちゃうのが出費のメイン。屋台飯に慣れたらもっと安くできるんだろうけどね。あと、意外とNetflixとかのサブスクが現地価格で安くなるのは嬉しい誤算だった!」
実際の月の支出:約12万円
- 家賃:5万円(1LDK、プロンポン駅徒歩10分)
- 食費:3.5万円(日本食多め)
- 光熱費・通信費:1.2万円
- 交通費:8,000円
- その他:1.5万円
口コミ②:フリーランサー・佐藤さん(チェンマイ在住1年半)
「バンコクから移住してきたけど、チェンマイはマジで安い!同じ予算でワンランク上の生活ができる。月8万円で家賃3万の2LDKに住んでて、カオソーイとかローカル料理にハマって食費も激安。ただし、日本のものが欲しくなったときの選択肢は少ないかな。あと、雨季の湿気がヤバくて除湿機買ったり、虫対策でお金かかったのは予想外。でも総合的にはコスパ最高。ノマドワーカーにはオススメ!カフェ代も1日200円くらいだし。」
実際の月の支出:約8万円
- 家賃:3万円(2LDK、市内中心部)
- 食費:2万円(ローカル料理中心)
- 光熱費・通信費:8,000円
- 交通費:3,000円(バイク中心)
- その他:1.7万円
口コミ③:駐在員・山田さん(バンコク在住3年、家族4人)
「会社の補助があるとはいえ、家族4人だと日本とそんなに変わらない出費になる。子供をインター校に入れてるから学費だけで月15万。住む場所も日本人学校に近いエリアで家賃20万。でも、メイドさんを週3で雇ってるし、マッサージも気軽に行けるし、生活の質は確実に上がった。食費も家族4人で月6万円くらい。外食の選択肢が多いから、妻のストレスも減ったみたい。医療費は保険でカバーされるけど、個人だったらかなり高いと思う。」
実際の月の支出:約50万円(家族4人)
- 家賃:20万円(3LDK、日本人学校近く)
- 学費:15万円(インターナショナルスクール2人分)
- 食費:6万円
- 光熱費・通信費:2万円
- メイド代:2万円
- その他:5万円
年齢層別の生活費傾向
20代単身者の場合:
- 予算重視、シェアハウスや安アパート選択
- 屋台飯中心、娯楽はローカル価格のもの
- 月平均:6〜10万円
30代夫婦の場合:
- 快適さとコストのバランス重視
- 普通のコンド、たまに日本食
- 月平均:12〜18万円
50代以上の場合:
- 快適性・安全性重視
- 高級コンド、日本食レストラン利用多
- 月平均:20〜30万円
タイでの生活費まとめ|予算別ライフスタイル
予算別ライフスタイルガイド
月7〜10万円:質素だけど自由な生活
- 住居:郊外の安アパートまたはシェアハウス
- 食事:屋台・ローカル食堂中心、自炊多め
- 交通:公共交通機関、徒歩・自転車多用
- 娯楽:ローカル価格のもの中心
- 向いている人:若い単身者、バックパッカー気質
月12〜18万円:普通に快適な生活
- 住居:BTS沿線の普通のコンド
- 食事:ローカル+時々日本食や洋食
- 交通:BTS/MRT+必要時Grab
- 娯楽:適度なマッサージ、映画、小旅行
- 向いている人:多くの日本人移住者、夫婦
月20万円以上:日本と同レベルの快適生活
- 住居:高級コンド、駅近立地
- 食事:日本食レストラン頻繁利用
- 交通:Grab多用、タクシー気軽に利用
- 娯楽:ゴルフ、高級スパ、頻繁な旅行
- 向いている人:駐在員、高所得フリーランサー
最終的な結論
正直、ライフスタイル次第でピンキリだけど、
- 質素に暮らすなら:月7〜10万円
- 普通に快適に暮らすなら:月12〜18万円
- 日本と同レベルなら:月20万円以上
って感じかな。
あと、最初の3〜6ヶ月は予想以上にお金がかかることが多いから、余裕をもって準備することをオススメします!
タイ移住成功のための最終チェックリスト
資金準備
- [ ] 初期費用50〜400万円(レベル別)
- [ ] 日本に緊急用100万円以上
- [ ] 複数の送金方法確保
生活費計算
- [ ] 住みたい地域の相場調査完了
- [ ] 自分のライフスタイルに合った予算設定
- [ ] 為替変動リスクの考慮
保険・安全対策
- [ ] 海外旅行保険または現地保険加入
- [ ] クレジットカードの海外利用設定
- [ ] 緊急連絡先の整理
最後に
タイ移住は確実に人生の選択肢を広げてくれるけど、お金の準備はマジで大事。「なんとかなるでしょ」で来ちゃうと、後で苦労することになるかも。
でも、しっかり準備すれば、日本より安く、もっと自由な生活ができるのも事実。みんなのタイ移住が成功することを願ってます!
最後のアドバイス:
- 最初の3ヶ月は想定の1.5倍の予算を用意
- 現地の日本人コミュニティと早めにつながる
- 定期的な家計見直しで無駄な出費をカット
- 為替レートは毎週チェック
- 何があっても帰国できる最低限の資金は確保
タイでの新生活、心から応援しています!🇹🇭✨